【名寄】
名寄小学校(髙橋憲嗣校長)の4年生(14人)は、17日午後1時35分からサントリーホールディング主催の「サントリーリサイクル啓発授業」を受けた。
名寄市、美深町、下川町、音威子府村の4市町村とサントリーグループ、株式会社もっかいトラストは、昨年3月にペットボトル水平リサイクル「ボトルToボトル」に関する連携協定を締結している。
サントリーグループ講師の松葉沙矢佳さんが、授業の講師を務めた。
松葉さんは、同社の商品を紹介した後、「飲み物の4本に3本はペットボトル」と話し、「どうしてこんなにペットボトルが多いと思う?」と児童たちに問いかけ、理由として「大きさが、いろいろある」「キャップが付いている」「割れない」「中身が見える」などの声が上がった。
リサイクルでペットボトルができる工程について説明し、同社のリサイクル工場の映像を視聴。資源には限りがあることを伝え、リサイクルの大切さを訴えた。
ペットボトル10本のうち、9本がリサイクルされているが、「ボトルtoボトル」でペットボトルに戻るのは3本―などと語った。
「ボトルtoボトル」を増やすには、飲み残ししない、キャップやラベルの分別、ボトルを潰す―などを挙げ、3人の児童が松葉さんと一緒に、ペットボトルの潰し方を学んだ。
「混ぜればゴミ、分ければ資源」とのリサイクルのキーワードを伝え、「できることから行動しよう」と訴えた。
児童たちから「ボトルtoボトル」を増やすため、頑張りたいこととして「人に教える」「最後まで飲み切る」「キャップをはがす」などの声が出された。
最後に松葉さんが、お土産の「お子様ビンゴ」を手渡した。
感想として「もっとリサイクルをしようと思った」などの意見が出され、松葉さんへの感謝の言葉を述べて終了した。



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