名寄市公民館 力強い筆運び見せる 新春こども書き初め広場

【名寄】

名寄市公民館(堺卓也館長)主催の「第52回新春こども書き初め広場」が、16日午前10時から市民文化センターで開かれた。
同広場は、次代を担う子どもたちに伝統文化である「書」を通じて、希望や抱負を表現してもらい、児童・生徒の健全育成に寄与することを目的に毎年開催しているもの。
今年も高志書道会で活動する会員8人が指導に当たり、幼児から一般までの市民22人が参加した。
開会式で堺館長は「日本の伝統文化である書き初めは、その年の抱負などを書く意味がある。書に親しみながら思い切り自分を表現してほしい」などと挨拶した。
参加者の作品課題は、幼児から小学校低学年が「はごいた」「たこあげ」「おとし玉」、同中学年が「新しい年」「北の子供」、同高学年が「初雪の町」「万里の春」、中学生が「白銀雪景」「光風動春」など。高校生と一般は自由課題とした。
子どもたちは真剣な表情で紙を見つめ、筆にしっかりと墨を付け、今年1年への期待も込めた力強い筆運びで作品を仕上げた。また、親子で参加して仲良く書く姿も見られた。
同会会員が審査して学年ごとなどで金賞、銀賞、銅賞も決め、参加者の作品については16日から27日まで同センター内に展示されている。
各部の審査結果は次の通り。
◇幼児の部▽金賞=藤井咲凪▽銀賞=関川知那海▽銅賞=今野彩聖、木村仁翔
◇小学1年の部▽金賞=日野心花
◇同2年の部▽金賞=大沼広勢▽銀賞=角尾美桜▽銅賞=今野千聖
◇同3年の部▽金賞=久保彩来乃▽銀賞=牧野香南、元木柑奈▽銅賞=間宮康介
◇同4年の部▽銀賞=木村優亜、井上旺大
◇同5年の部▽金賞=鈴木心結▽銀賞=丸山叶登
◇中学生の部▽金賞=高田想▽銀賞=甲木沙弥▽銅賞=大野悠希、井上もも

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