【名寄】
名寄市社会福祉協議会(中島道昭会長)の子どもの心を育む講演・交流事業が18日、風連中学校で行われ、生徒たちが車椅子バスケットボールを体験した。
障がいの有無に関わらず、さまざまな人たちがいることを理解し、それぞれの違いを尊重することなどが学習の狙い。1年生15人を対象に実施した。
講師は旭川市内の車椅子バスケットボールチーム「旭川リバーズ」代表の柏川貴彦さん、キャプテンで風連町日進出身の飯村健太さんら選手3人とマネージャーが務めた。
同チームは、旭川市障害者福祉センター「おぴった」2階体育館で毎週火・金曜日の夜に活動。7月29日にNスポーツコミッションが主催した「パラスポーツフェス」に参加するなど、競技の普及活動に力を注いでいる。
スピード感や金属のぶつかり合う音、激しいブレーキングによるタイヤの焦げた匂いなどが車椅子バスケの特徴となっている。
授業では、前段で車椅子バスケの特徴やルールなどについて解説。その後、生徒たちが競技用の車椅子に乗って、操作方法を練習した。
また、生徒と選手たちでチームをつくって、試合を展開。競技の体験を通して、障がいがあってもスポーツを楽しめることを理解していた。
飯村さんらが講話を行い、障がいを持っているが、いろいろな人たちからの支え合いがあって、生活ができていることなどを語っていた。
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