【名寄】
名寄市立大学(家村昭矩学長)では、2026年度入学者選抜から、社会福祉学科と社会保育学科で、総合型選抜入試を実施。27年度から新たに栄養学科、看護学科でも実施し、全学科で導入することとなった。
総合型選抜は、従来の学力試験だけでなく、受験生の学ぶ意欲、目的意識、適性、能力、人間性などを多角的に評価して、大学が求める学生の受け入れ方針(アドミッション・ポリシー)と合致しているかを選抜する入試方式で、大学によってさまざまな選考方法が用いられる。
総合型選抜を含めた27年度の募集人員は【表1】の通りで、新たに栄養学科で2人、看護学科で3人を、総合型選抜で募集する。
また、社会福祉学科は14人(前年度5人)、社会保育学科は20人(前年度5人)と、前年度に比べて大幅に増やした。
同大学保健福祉学部のアドミッション・ポリシーは「ケアの未来をひらき、小さくてもきらりと光る大学を目指す」を理念に、「保健・医療・福祉・保育関係の職に携わる職業人としての適性と自主自立の気概を有し、社会に貢献し、自己の目標実現に向けて努力する学生を受け入れます」としている。
総合型選抜入試は、学科によって異なり、社会福祉学科は小論文と個人面接を実施し、個人面接を重視。社会保育学科は、小論文、個人面接、活動を実施し、活動を重視。
新たに実施する栄養学科、看護学科では、いずれも個人面接と小論文を実施。両学科とも個人面接を重視している。
総合型選抜は、志望理由書・調査書は点数化せず、志望者の学習意欲、思考力や表現力などを知るための参考資料として活用。学校推薦型選抜で実施している調査書の評定平均3・8以上の要件は外している。
総合型選抜入試の全学科での導入と募集人員の増加について、家村学長は「18歳人口の減少と、本学の志願倍率の低下により、社会福祉学科と社会保育学科から始め、栄養・看護の両学科でも導入する」とし、「早期に決定するので、受験生、大学の双方にメリットがある」と話す。
社会福祉・社会保育の両学科の定員を増やしたことについては、「『志願倍率の低下はあるが、本学で福祉や保育を学び、専門職として働きたい』とニーズがある」と述べる。
また、総合型選抜入試の日程が最も早く、学校推薦、一般入試と続き、「3回チャレンジすることができる。本学で学びたい人は、ぜひ挑戦してほしい」と呼びかける。
26年度から、大学教員OBを事務局に配置。「高校訪問など、広報・入試活動を強化していきたい」と意欲を語った。
なお、名寄市立大学の本年度入学式は、6日午前10時半から同大体育館で行われる。


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