名寄市立大生 資格取得や学生生活など意見交換 新見公立大とオンラインで学生交流

【名寄】

名寄市立大学(家村昭矩学長)と新見公立大学(公文裕巳学長)のオンライン学生交流会「なになに交流会」が、22日午後6時半から同大学図書館1階会議室で開かれた。
名寄市立大学のコミュニティケア教育研究センターと、新見公立大学の地域共生推進センターが主管して開催。
両大学は、学科構成が類似していることもあり、2019(令和元)年に学術交流協定を締結し、相互交流を続けている。
なになに交流会は、今年で5回目の開催。名寄市立大学から、学生8人と堀川真センター長など教職員3人の合計11人が、新見公立大学から、学生7人と教職員5人の合計12人が、それぞれ出席した。
新見公立大学は、岡山県新見市(人口2万7千人)の公立大学で、健康科学部に地域福祉学科、看護学科、健康保育学科の3学科を有する。看護学科では、保健師課程の他、養護教諭養成課程、訪問看護・地域看護コースを設置。地域福祉学科では、社会福祉士の他、介護福祉士の資格も取得できる。
新見公立大学の学生の司会で始まり、互いの自己紹介をした後、大学やまちについてPR。質問や意見交換を行った。
新見公立大学からは、「大学生は、地域でどんな活動をしていますか」「地元の人との関わりは、どんなものがありますか」「留学や海外研修は行われていますか」「名寄のあるあるを教えて」「道内旅行はどんなところに行きますか」「修学旅行はどこに行きましたか」などが出された。一方、名寄大学からは、「夏と冬では、何時頃暗くなりますか」「1日の時間割はどうなっていますか」「社会貢献や地域連携などの講義はありますか」「1人暮らしの学生はどのくらいいますか」「ボランティは、どんなことをしていますか」などが出された。
その後、名寄大の学生から学科の質問があり、看護学科から「看護セミナーで印象に残っていることは。単位認定されますか」「就職先はどこが多いですか」、社会福祉学科から「資格以外で勉強していることはありますか」「介護福祉士の実習はいつごろですか」「介護を学んで気持ちが変わったことはありますか」などが出された。
最後に看護学科2年の高崎優理さんが、「互いのことを知ることができ、とても楽しかった。離れていますが、距離が縮まって良かったです」と閉会の挨拶をして終了した。
堀川センター長は、「離れたまちで同じ学びをしている同士が交流でき、自分を見つめなおす良い機会になったと思う。今後も継続していきたい」と話していた。

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