【名寄】
名寄産業高校家庭クラブ(鈴木紅華〔くれは〕会長)は、長年のボランティア活動が評価され、2024年度の北海道社会貢献賞を受賞した。
授賞式は、23日札幌市で行われ、八丁正樹校長が出席して、賞状と記念品を受け取った。
同校家庭クラブは、生活文化科の生徒全員(13人)が所属し、さまざまな活動を実施している。特に、JR名寄駅への座布団提供は、同校の前身の名寄恵陵高校時代から30数年間続いている。今年も、5月に通学路のごみ拾いと合わせて、名寄駅へ、ひまわりなど名寄市にこだわった座布団の提供を行った。
鈴木会長は「このような賞を受賞でき、大変うれしく思います。今年も全員で、ゴミ拾いと座布団を贈ることができました。先輩たちが長年活動を続けてきたおかげで、自分たちの代で表彰を受けることができました。先輩方全員の受賞と思っています。この伝統が、自分たちの代でなくなるのは、少しさみしく残念です」と述べた。
また、八丁校長は「長年の活動が評価され、大変、喜んでいます。産業高校最後の年に、このような賞をいただき感謝しています。」と語った。
同校では、地域住民にデザインしてもらった紙袋のランタンを作成する予定で、現在、準備を進めている。
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