名寄西小1年生 手作り遊びでもてなす 市内園児を招待して交流学習

【名寄】

児童が考えて手作りした道具で楽しそうに遊ぶ園児たち

名寄西小学校1年生36人と認定こども園「あいあい」の交流学習が、10月30日午前10時から同校で行われ、児童たちが考えた遊びを通して交流を深めた。
総合的な学習の時間による取り組みで、「あきのたからものランド」をテーマとして、29日は大谷こども園、30日は「あいあい」の園児を招待して行った。
児童たちで話し合い、園児に楽しんでもらえる遊びを考案。屋外で拾い集めてきた松ぼっくりやドングリ、クルミなどを、絵を描く材料とした「あきのおえかきやさん」や、紙コップに切り込みを入れて顔を描いて作ったタコに磁石を付け、棒に糸を付けた釣りざおで遊ぶ「たこつりやさん」。
トイレットペーパーの芯にカラフルな模様を描いたピンと、色紙を丸めたボールを使った「ボーリングやさん」など、児童たちが全て手作りで遊び道具を用意した。
遊びは全部で9種類。30日の「あいあい」との交流学習では、児童は担当の遊びブースに分かれ、園児たちに「いらっしゃい」などと客引き。遊び方などを丁寧に分かりやすく説明して楽しく遊んでもらい、満足そうだった。
また、学習の目的の一つでもある遊びを通じた園児との交流も深め、有意義な時間を過ごしていた。

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