【名寄】
風連と名寄の剣道少年団で編成した「名寄市風連町チーム」が、7日に鷹栖町で開催されたB&G北海道ブロック・スポーツ交流交歓会(剣道の部)の団体戦で見事、2大会連続の優勝を果たした。また、個人戦小学生の部で風連中央小学校6年の齋藤羽(つばさ)さんが準優勝して好成績を収め、健闘した。
同交流交歓会は、道内各地にあるB&G海洋センターやB&G海洋クラブで活動している青少年を対象としたスポーツの祭典。
団体戦には10チームが出場。小学生と中学生2人ずつの4人編成が条件で、名寄市風連町チームは先鋒・齋藤さん、次鋒・浦島銀之助君=名寄南小6年、副将・城山蓮佳さん=風連中1年、大将・渡辺悠羽(ゆうわ)君=同2年、補欠・渡辺美羽(みう)さん=風連中央小5年=で試合に挑んだ。
予選リーグでは、強豪の砂川市チームと引き分けて健闘。続く東川町チーム戦は、4人全員が2本を取って勝たなければ予選を通過できない厳しい状況を乗り越え、見事、予選1位で決勝トーナメントに進出した。
トーナメントでは、準決勝で石狩市チーム、決勝で苫前チームと対戦したが、両試合とも相手を寄せつけない強さで勝ち、2年連続の優勝を飾った。
25人が出場してトーナメント戦で優勝を争った個人戦小学生の部では、齋藤さんが順調に勝ち上がり、惜しくも決勝戦で敗れはしたものの、準優勝に輝いた。
選手5人は、12日午後4時半に市役所名寄庁舎を訪れ、加藤剛士市長と岸小夜子教育長に喜びを報告。齋藤さんは「個人戦は決勝で負けて悔しかったが、自分の力を出せた。団体戦は東川戦で2本勝ちして次につなげることができてよかった」。浦島君は「2本勝ちしないといけない東川戦で2本取ってバトンをつないだ試合が心に残った」。
城山さんは「個人戦は初戦で負けたが、団体の決勝戦で2年前の個人戦で負けた相手に勝つことができてうれしかった」。悠羽君は「個人戦はあまり良い試合ができなかった。団体戦は気持ちを切り替えて優勝できたのでうれしい」。美羽さんは「個人戦で1本取られた後に、取り返すことができなくて悔しかった。次は頑張りたい」と振り返った。
加藤市長、岸教育長は「団体戦2連覇おめでとう」と優勝をたたえ、「これからも技を磨いて次の大会でも頑張ってほしい」と激励した。
名寄新聞の購読をご希望の方は以下のお電話・FAXまたはメールからお願いいたします。
※地方発送も承っております。お気軽にお問い合わせください
購読料:1,980円(1ヶ月)
TEL:01654−2−1717
FAX:01654−3−2181
MAIL:web-regl@nayoro-np.com