多世代で幅広く交流 下川でつながるカフェ開催 おもちゃドクターの診断・治療も

【下川】

「つながるカフェ」が、8日午後2時から町総合福祉センター「ハピネス」で開かれ、カフェの前段には、おもちゃドクターの和多田勇さんが来て、おもちゃの診断・治療を行った。
和多田さんは、士別市在住で、電気関係の会社を定年後、おもちゃが好きだったこともあり、3年前からおもちゃドクターとして活動。全国的な組織である日本おもちゃ病院協会にも加入し、士別市を拠点に旭川市、東川町、下川町などで活動している。
おもちゃドクターの診断には、町内の杉野あゆみさんと娘の由茉さん(年長児)親子が、故障した犬のぬいぐるみと鉄砲を持参して訪れた。
和多田さんが、診断と治療を行うと、ぬいぐるみの犬は鳴き声を出して動き回った。
娘の由茉さんは大喜びし、母親の杉野あゆみさんは、「おもちゃドクターが来るのをきょうだいで心待ちにしていました。妹のぬいぐるみに加え、お兄ちゃんも鉄砲をお願いしました。大変ありがたいです」と感謝の言葉を述べた。
つながるカフェは、下川町社会福祉協議会が主催して、子どもからお年寄りまで、いろんな世代のみんなが楽しみながら交流することを目的に毎月開催している。
この日は、幼児・児童から高齢者まで十数人が参加。
おはじきやかるた、紙風船などの遊びを通して幅広い交流を行った。おはじきでは、高齢者が母親や幼児に遊び方を教え、交流を深めていた。
町社会福祉協議会では、「毎月開催しているので、気軽に参加してほしい」と呼びかけている。