多彩な出店、ステージ発表 愛情込めた農作物や製品も販売 9月7日 下川で「山びこまつり」

【下川】

町障害者支援施設「山びこ学園」(森笠明子園長、利用者41人)主催の「第4回山びこまつり」は、9月7日午前10時から午後2時まで、まちおこしセンター・コモレビで開かれる。職員は「今年もさまざまな露店、農作物やアトラクションを用意し、楽しんでもらえるイベントを目指して準備しています。地域の方々に来ていただきたい」と来場を呼びかける。
「山びこまつり」は2017年から「山びこ学園祭」を「利用者自身に祭り感覚で楽しんでもらいたい」と、会場・時期を変えてリニューアルしたもの。
中庭を囲むように開催され、焼肉ハンター(うどん、つくね)、花やひらり(飲み物、カレー)、天国祭(焼き鳥、焼きそば、かき氷、トロピカルジュース)、商工会青年部(フレンチドック)、たこ焼き244(たこ焼き)、G’Day(揚げパン、コーヒー、キンパ)の6団体による露店が並ぶ。
山びこ学園の農作物や製品、戸田建設の下川町産イチゴも販売する。農作物には人気の原木シイタケ(生・乾燥)やキクラゲをはじめ、ナス、ピーマン、菌床シイタケ、製品に陶芸や手芸、ヘラなどを用意する。戸田建設のイチゴは、学園利用者もランナー取りや収穫後のヘタ取り、箱折りで携わっている。
各種アトラクションでは、北鼓童&名寄市立大学(よさこい)、下川渓流太鼓(和太鼓)、Fun FunもりもりDance(ダンス)、プルメリア下川(フラダンス)、近隣からも、ゆみっちと遊ぼう(バルーンアート)。EVIL★CATS(バンド演奏)、DDヒロミ(カラオケパフォーマー)を予定している。
今年のイベント用ポスターとTシャツのデザインは、新しい発想を取り入れようと、戸田建設の紹介で町内を拠点とするデザイナー・吉岡芽映さんに依頼。「楽しい祭り・地域とのつながり」をテーマに、利用者の描いた学園栽培野菜や戸田建設のイチゴ、人々の笑顔などの絵を散りばめて制作された。
当日、利用者や職員が、このTシャツを着用して来場者を歓迎する。
問い合わせは、山びこ学園(電話01655-6-2311)。

山びこまつりをPRする学園利用者とポスター