【下川・名寄】
第17回「ほっかいどうファミリー川柳コンテスト」で、三浦まりなさん(下川小3年)の作品が大賞、安田陽郁さん(名寄南小1年)の作品が準大賞に選ばれた。家族との触れ合いを川柳に詠んだもので、各校で表彰伝達が行われた。
上川管内家庭教育サポート企業ネットワーク「上川23ネット」が主催し、北海道教育庁上川教育局が協力。
北海道教育委員会では、家庭教育を支援するための職場環境づくりに取り組む企業などと協定を締結する「家庭教育サポート企業等制度」を設けており、そのうち上川管内の家庭教育サポート企業で同ネットワークを構築している。
同コンテストは、2007年度からスタートし、毎年、「家庭教育」に関わるさまざまなテーマを設定。学校、家庭、地域での取り組みの様子で、家族と一緒に川柳を作ってもらうことを趣旨としている。
今回は「共に描く、明るい未来」をテーマとして募集。家族と未来について語り合い、共に目標を立て、実現していく過程を表現してもらうことが狙いで、22点の応募が寄せられ、大賞1点、準大賞2点、特別賞4点を選んだ。
表彰伝達は各校で行われ、上川教育局教育支援課社会教育指導班の十河俊輔社会教育主事から安田さん、十河社会教育主事の代理で高舘正司下川小学校長から三浦さんに、それぞれ入賞作品が記された盾が贈られた。
大賞の三浦さんは「おかしより いつも取り合い ママの横」で、家族ぐるみでそれぞれ作品を出展したとのこと。
三浦さんは「お菓子よりも、お母さんの隣で寝たいのですが、お姉さん(かりんさん=下川中1年)と取り合いになっています。いつも思っていることなので、簡単に作ることができました。大賞はうれしいです」と笑顔を見せる。
母親のことが好きで「ちょっと厳しいけれど、優しいお母さんです」と語っていた。
準大賞の安田さんは「パパママも ぼくもわらうと 大声だ」で、父の邦彦さんと表彰を受け取った。
安田さんは「今まで家の中であったことを思い出して、川柳を作りました。『大声だ』の部分は、お父さん、お母さんと考えましたが、けっこう簡単にできました。準大賞をもらえて、うれしいです」と話す。
最近のことでは「テレビでお笑い芸人を見ていると、お父さん、お母さんと一緒に笑っています」などと語っていた。

