天文台見学など楽しむ 中名寄小1~4年生の遠足

【名寄】

中名寄小学校(松本敏朗校長、児童11人)の遠足が、25日9時から行われ、1年生から4年生までの児童7人が思い出に残る一日とした。
当日は、バスで同校を出発。3・4年生は北国博物館、1・2年生はJR名寄駅で下車し、それぞれ歩いて浅江島公園を目指した。同公園で合流した後、再びバスに乗車してなよろ市立天文台(村上泰彦台長)へ。
天文台では、始めにプラネタリウムを鑑賞。渡辺文健同台主任から夏の星空や七夕の由来などについて説明を受けた。
その後、北海道大学が設置した口径1.6mの「ピリカ望遠鏡」と、屋外に設置してある口径50㎝の「きたてらす望遠鏡」などを見学。実際にきたてらす望遠鏡をのぞき、森林などを見て、それぞれ感想を述べていた。
また、村上台長から、市立天文台開設の礎となった故木原秀雄さんと木原天文台の歴史などを学んだ。
天文台見学の後は、サンピラー交流館に移動。軽スポーツを楽しみ、昼食を食べてバスで帰校した。
児童たちは、一部ではあるが自分の足で歩き、天文台などを見学できたことに笑顔を浮かべていた。
なお、5・6年生は26日から27日に修学旅行があるため、遠足は実施しない。