学習支援など好評 名寄大コミケア教育研究セン 子ども支援プロジェクト

【名寄】

名寄市立大学コミュニティケア教育研究センター(荻野大助センター長)主催の学習支援「もっちもち」が、23日午前10時から市民文化センターで開かれ、市内の小学1年生から6年生まで23人が参加した。
同センターでは、2017年度から子ども支援プロジェクトを実施。子ども食堂や学習支援を行ってきたが、コロナ禍もあって子ども食堂は中止し、学習支援を中心に実施して、今年度3回目の開催となった。
同センターの荻野センター長をはじめ、教職員4人、社会福祉学科の学生5人が学習支援などを行い、民生委員・児童委員も協力して、学習後のバルーンアートなどで参加児童を楽しませた。
学習支援は、静かに集中して学習する「もくもく部屋」と、お話ししながら一緒に学習する「ゆるゆる部屋」に分かれて実施。
ゆるゆる部屋の学習支援に参加した名寄南小2年生の女子児童3人は、それぞれドリルや学習帳などを持参し、「初めて参加しました。とても分かりやすく教えてくれました」「普段は児童クラブの友達としか遊ばないので、ここでは、友だちができるといいです」「また参加したいです」などと述べた。
名寄東小の4年生の男子児童は「2回目の参加で、次回も参加したいです」と感想を述べた。
次回の開催は、来年の2月10日を予定している。