山下道場 個人戦4人、団体戦優勝 第31回道北少年柔道大会で健闘

【名寄】

入賞した山下道場の子どもたち

 山下道場(主宰・山下徹さん)は、第31回道北少年柔道大会に出場。個人戦で4人、団体戦でも優勝するなど、健闘を見せた。
 同大会は、名寄地方柔道連盟が主催し、22日に剣淵町武道館で開かれ、幼児と小中学生89人が参加した。
 山下道場は、個人戦の小学生低学年男子で伊藤煌彪(たいが)さん=東小2年、稲村志優(しゅう)さん=同=が3位。同中学年男子で松前孝志郎さん=南小3年=が2位。同高学年男子で山内駆さん=西小5年=が優勝、三輪篤生さん=同、関口依生さん=南小6年=が3位。
 小学生低学年女子で川島実華(みらん)さん=南小2年=が優勝、冨澤蒼來(あこ)さん=西小2年=が2位。同中学年女子で関口莉乃さん=南小4年=が優勝、成吉望琉さん=同=が2位。同高学年女子で長尾楓純さん=南小6年=が優勝、市川倫子さん=南小5年=が3位。
 中学生男子軽量級で村木碧音さん=名寄中2年=が3位。同重量級で長尾昊俄さん=名寄中3年=が3位。
 団体戦では小学生低学年で稲村さん、伊藤さん、冨澤さん、山内栞さん=西小3年、松前さんのAチームが2位。同高学年で山田蓮人さん=東小5年、山内さん、三輪さん、関口さん、長尾さん、松前ひかりさん=南小5年=のAチームが優勝。中学生で成吉心侶さん=名寄中2年、村木さん、樫谷瑠唯さん=東中3年、長尾さんのチームが2位となった。
 優勝した川島さんは「初めての優勝なので、うれしいです。強い選手が多かったけれど、いっぱい練習を重ねてきたから勝てました。これからは背負いを素早く入れるようにしたいです」。
 関口さんは「優勝うれしいです。お父さんから、将来、全国大会へ行くためには今回の道北少年で優勝しないといけない―と言われ、頑張りました。これからは寝技を強くしたいです」。
 山内さんは、昨年の小学生中学年の部に続いての優勝で「技のパターンを増やせたので、相手を崩して投げることができました。今後はもっとパターンを増やして、上の学年の選手に『一本』で勝てるようにしたいです」。
 長尾さんは、優勝を目指して挑んだとのことで「しっかり吊り手を使ったり、技を掛け切ったりすることができました。今後は『マルちゃん杯』(7月13日、苫小牧市総合体育館)で優勝するなど、さらに大きな大会や全国大会に出たいです。両襟をつかんで左右から技に入れるので、それを生かしたフェイントで投げたいです」と意気込んでいる。
 主宰の山下さんは、柔道に取り組む子どもが減少する中で「地域の柔道を盛り上げる大会の開催はありがたい。勝って気分が良くなる子も、負けて悔しがり、その後向上する子もおり、良い方向に進んでもらえれば」と期待する。

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