市史編さんノオト 1

市史編さん室は、北国博物館の2階に居候しています

名寄市史編さん室は、令和2年10月1日に総務部内に設置され、北国博物館2階に事務所を置いて、令和7年度の市史刊行を目指して作業を進めています。
令和7年度は、風連町と旧名寄市が合併し、現在の名寄市が誕生して20周年の節目の年にあたります。5カ年半の編さん事業の成果として、新たな市史を刊行するにふさわしい年ではないかと考えます。
新たな市史のタイトルは、市民の代表から構成される市史編さん委員会において「名寄市史(新市版)」と決しました。令和8年3月を楽しみにお待ちください。
合併前の風連町と旧名寄市は定期的に市町史を編さんしてきています。
合併前の風連町史(平成11年刊行)、名寄市史(平成11~14年刊行)はいずれも、
おおよそ平成はじめころまでの期間を記述の対象としていることから、今回の市史はそれ以降、平成元~5年前後から平成31~令和5年前後までのおおよそ30年間を記述することになります。いわば「平成期の地域の姿」を記録にとどめるものです。
市民の皆様から貴重な資料の提供を受けながら、編さん事業を進めており、この春からは支援事業者(編集や校正の専門家)を選定し、技術支援やアドバイスを受けながら、刊行に向けた作業を進めてまいります。
このコーナーでは、名寄地域の歴史にかかわることや、市史編さん事業の進捗状況をお知らせしながら、必要に応じて資料提供のお願いなどもしていきたいと考えています。
刊行までの2年間、定期的に連載していくことを目指しています。編さん作業も佳境を迎えますが、市史の締め切りに追われて、連載をギブアップしないように頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
(竹田)
(当連載は、市史編さん室職員が回ごと交代で担当します)
問い合わせ:市史編さん室(01654-3-2585 直通)

すでに刊行された7冊の市町史。今回8冊目が新たに加わることになります。※ほか地域誌として多寄村誌(大正15年有志による刊行)などがある。