智恵文の菜の花畑 広がる黄色のビタミンカラー

【名寄】

名寄市智恵文地区の菜の花畑が満開となっている。桜やエゾエンゴサクなどの次に楽しみなのが菜の花。広いほ場一面に広がる鮮やかな黄色の菜の花畑は、見る人にビタミン剤にも勝る元気を与えてくれている。
菜の花の花言葉は「元気いっぱい」。他にも「小さな幸せ」というものも。
明るい黄色は「元気」や「幸せ」を感じる特別な色。春の青空の下に広がる黄色い菜の花畑は、いつまでも見ていたい魅力的な場所といえる。
菜の花の和名は「アブラナ」といい、種子から菜種油がとれることがアブラナという名前の由来だそう。
私が本州に居たころには、菜の花は春になると八百屋さんの店頭に並び、春の野菜としてお浸しなどで食べていた。ビタミンCの含有量は野菜の中でもトップクラスだとか。
食用の菜の花は花が咲く前がえぐみも少なくて美味しく、花が咲くと苦み・えぐみが強くなるという。
菜の花は「食用」「油」「観賞用」でそれぞれ品種が違い、「観賞用」の菜の花は食べられるがおいしくはないよう。
ちなみに智恵文の菜の花は菜種油用ということだ。
(通信員・金子)