【名寄】
智恵文小中学校(西岡裕英校長、児童10人、生徒12人)の修了式が、24日午前9時15分から同校体育館で行われた。
同校は、旧智恵文小学校と旧智恵文中学校を統合した名寄市としては初めてとなる小中一貫の義務教育学校で、昨年4月に開校。1年生から6年生までの小学校区分を「前期課程」、7年生から9年生までの中学校区分を「後期課程」と位置付けている。
義務教育学校となって初めての修了式。一年間の振り返りでは、児童を代表して1年生の橋本理玖君が、初めてのスキー授業の感想を発表し、2年生の目標で「うまく滑れるようになりたい」と抱負。3年生の夏井元大君は名寄産業高校との連携学習を振り返り、4年生の目標で「理科の勉強を頑張りたい」と発表した。
修了証書の授与では、前期課程の6年間を終える6年生3人が後期課程の制服に身を包み、西岡校長から修了証書を受け取った。4月から後期課程に進級する3人は、6年間の学校生活を支えた保護者、教職員、友人に感謝の気持ちを伝えた。
また、7年生の目標で北野寧々さんは「下級生のお手本となり、しっかりと回りを見ながら考えて行動したい」。夏井歓大君は「学業、部活動を両立することと、下級生を支えられるよう頑張りたい」。松本羽音さんは「学業と部活動を両立するとともに、ポジティブに明るく成長できるよう頑張りたい」と決意を発表した。
西岡校長は挨拶の中で「これからも思いやりの心を持って人と接することを期待している。春休み中も規則正しい生活を送り、4月からの学校生活に向けて準備をしてほしい」と伝えた。
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