熱気と声援に包まれる 名寄南小で運動会 児童が協力・挑戦を体感

【名寄】

 名寄南小学校(井上隆一校長、児童435人)の運動会が、13日午前8時45分と午後0時半からの2部制で同校グラウンドを会場に開かれた。
 テーマは「全力で心に残る運動会」。
 1・3・5年生の部(午前)の開会式で、5年生の寺島柊奈さんが児童代表の言葉、斉藤歩夢さん、大沼桜雪さんが選手宣誓。2・4・6年生の部(午後)では、6年生の三浦聖菜さんが児童代表の言葉、南敦翔さん、小敷澤惺矢さんが選手宣誓を務めた。
 ラジオ体操で体をほぐした後は、学年ごとの徒競走。ゴールを目指して全力疾走した。
 団体競技では、1年生が「レッツ!玉入れ」。ダンスの合間に玉入れをするもので、かわいらしく一生懸命な姿に、観客席の保護者らは目を細めた。
 4年生は「パネルDEポン!だるま運びリレー」。だるまを模した箱を2~3段に積み上げて運び、並べ終えるまでの速さを競うもの。箱はパズルになっていて運動会のテーマが現れるが、競技開始まで何が書かれているか分からず、パズル担当の児童は、箱から少し離れて確認したり、並べ直したりしながら完成させた。
 5年生と6年生は「5色綱引き」をそれぞれ実施。スタートの合図で離れた場所にある5本の綱を引くが、時には1本の綱を4人対1人で争う場面も。力だけでなく、作戦や判断力が勝敗を左右する、最後まで勝敗の行方が分からない接戦が続き、大きな声援が送られた。
 また、2年生は「ころころ にこにこ 大玉リレー」、3年生は「台風の目」を行った。
 最後は学年ごとの「全員リレー」で、抜きつ抜かれつの熱戦を繰り広げた。
 閉会式は、5年生の藤原沙音さん、6年生の黒川巧真さんが児童代表の言葉を述べた。
 この日は、天候にも恵まれた運動会日和で、熱気と声援がグラウンドに広がり、児童たちが協力や挑戦の大切さを体感する、充実した一日となった。

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