【名寄】
名寄・留萌地区高等学校音楽教育研究会の「名寄産業高校さよならコンサート」が、11月29日午後1時半から同校音楽室で開かれ、ソロやアンサンブル演奏、合唱などで盛り上げた。
同研究会は、名寄、留萌、稚内地区の高校音楽教員で構成。毎年、会員のいる各地で高校生や地域に向けてコンサートを開催している。
今年は名寄市内の高校統合に伴い、来年3月末で閉校する名寄産業高校を会場に開催することになった。
コンサートには、名寄高校の山本真平教諭(ピアノ)、美深高校の木村怜史教諭(バイオリン、エレキギター)、美深高等養護学校の村岡輝紀教諭(チューバ)ら9人が出演した。
山本教諭は「本年度末で閉校となるため、いろいろなイベントを企画していると聞いており、今年は名寄産業高校に駆けつけよう―と思った。『音楽はいいね』と思ってもらえるように一生懸命演奏したい」と挨拶。
ソロ演奏で、村岡教諭によるヴォーン・ウィリアムスの「チューバ協奏曲第1楽章」、山本教諭によるリストの「ラ・カンパネラ」、木村教諭による新世紀エヴァンゲリオンテーマ曲「残酷な天使のテーゼ」など。
アンサンブル演奏では、全員によるトーンチャイム合奏「夜空ノムコウ」、リコーダー合奏「そりすべり」「夕焼け小焼け」、無伴奏の混声合唱「おんがく」を披露した。
ラストは、昨年3月に同校から稚内高校に転出した大橋綾夏教諭に向けて動画を撮影。大橋教諭はこの日のコンサートにピアノ演奏で出演予定だったが、大雪のため参加がかなわなかった。
生徒と教諭たちが名寄産業高校の校歌を歌い、ムードを盛り上げていた。
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