第62回名大祭 サークル・学科ブースにぎわう 台湾の大学も出展 芸人『流れ星☆』ライブも大盛況

【名寄】

 名寄市立大学(家村昭矩学長)の第62回名大祭が、19、20の両日、同大学で開かれた。
 同大・大学祭実行委員会(尾﨑茜子〔おさきあかねこ〕実行委員長)の主催。テーマは「創造躍進〔そうぞうやくしん〕」。大学生が新しい価値を創造し、名寄市全体が躍進するよう願いを込めた。
 初日は、あいにくの雨だったが、20日は天候も回復し、多くの人でにぎわった。
 今年は、サークルや学科などの展示ブースを、主に1号館と2号館に集約して実施。
 子ども食堂サークル(貝塚みづほ代表=社会福祉学科3年)は、今年初めてブースを設置し、射的、輪投げ、お絵描きなどを実施。貝塚代表は「子どもと大人が一緒に遊べ、多世代交流ができるコーナーを設けました」と語った。
 骨髄バンク啓発活動グループは、地域との協働の授業の一環として、骨髄バンクの活動などを紹介。多くの家族連れなどが訪れ、一緒にうちわを作成して、骨髄バンクのPRなどに努めた。
 茶道サークルは、玉川〔ぎょくせん〕遠州流の伊藤晋皎〔しんこう〕さんを講師に招き、茶のサービスなどを提供。サークル代表の社会保育学科2年の我孫子歌音さんは「サークルがなかったので立ち上げ、月に2回、講師を招いて茶道に取り組んでいます。多くの人に来てほしいです」と述べていた。
 また、17日から名寄市を訪問している台湾の国立中山大学と東海大学の学生も合同ブースを展示。カードゲームやピンボールなど、台湾のゲームを紹介。代表の呉亦欣教授は「台湾のゲームを日本の皆さんに知ってほしい」などと話していた。
 ステージでは、19日にYOSAKOI、ジャグリング、軽音の各サークルがステージ発表。20日は吹奏楽、ダンス、合唱、軽音などが披露した。特に、お笑い芸人『流れ星☆』のライブには、学生を含めた多くの観客が訪れ、会場は爆笑の渦に包まれた。
 会場には、まぜそば、ステーキ、トウフスムージー、チュロスなどを販売する4台のキッチンカーも並び、雨の中、買い求める客で列をなしていた。

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