美深小学校 自分から見て、聞いて 2学期始業式で呼びかける

【美深】

「美小っ子の声」で夏休みに頑張ったことを発表した

美深町内の小中学校では21日、2学期始業式が各校で行われ、子どもたちが夏休み(7月25日~8月20日)を振り返りながら、2学期に向けて気持ちを新たにした。
美深小学校(藤原雅宏校長)の始業式は、21日午前8時40分から同校体育館で行われた。
校歌斉唱に続いて「美小っ子の声」。この取り組みは事前にテーマが児童たちに与えられており、テーマに沿って自分の考えや思いがその場で発表できるようになることを狙っている。
今回のテーマは「夏休みに頑張ったこと」。鉄棒の逆上がりができるようになったこと、サッカーを頑張ったこと、宿題を7月中に終わらせられたことなど、思い思いに語った。
児童会を代表して吉田千晶書記(5年)が挨拶し、「夏休みはどうでしたか。2学期の勉強、学習発表会をとことん頑張りましょう」と呼びかけた。
藤原校長が挨拶し、同校代表児童と7月30日から8月2日まで福岡県添田町(美深町姉妹町)を訪れたことを振り返った。
両町の違いとして方言が異なること、瓦屋根があること、竹が自生していることなどを挙げ「そこで見るものの違いに感動しました」と語った。
その話をもとに「2学期は『見ること、聞くこと』を頑張ってほっしいです。見ることと見えること、聞くことと聞こえることは違います。自分から思って、考えて、見て、聞いてほしいです。いっぱい頭を動かして、頭にも汗をかいてください」と呼びかけた。