美深柔道スポーツ少年団 小倉さん、加藤さんが優勝 旭川近隣市町中学校新人戦で健闘

【美深】

入賞した信岡さん、小倉さん、加藤さん(前列左から)、
近野さん、尾山さん、遠藤さん(後列左から)

 美深柔道スポーツ少年団(加藤保昭代表)は、第52回旭川市近隣市町中学校柔道大会新人戦に出場。男子50kg級で小倉大空さん(美深中2年)、男子66kg級で加藤煌太さん(同2年)が優勝するなど、健闘を見せた。
 同大会は、旭川柔道連盟、旭川市中学校柔道指導者連盟が主催し、18日に旭川市東光スポーツ公園武道館で開催した。
 今回は旭川市内をはじめ、美深、剣淵、美瑛、富良野などの中学校、少年団から13チーム73人(男子51人、女子22人)が参加した。
 美深少年団は、団体戦で先鋒・小倉さん、次鋒・加藤さん、中堅・尾山新汰さん(美深中1年)、副将・遠藤優さん(同2年)、大将・近野楓太さん(同2年)、補欠・信岡空さん(同2年)のチームで出場し、準優勝した。
 個人戦はリーグ戦で行われ、男子50kg級で小倉さんが優勝、男子60kg級で信岡さんが3位、男子66kg級で加藤さんが優勝、男子73kg級で尾山さんが準優勝、男子81kg超級で近野さんと遠藤さんが準優勝した。
 加藤さんは、うれしさを見せながら「いつも通りの技を出せたので勝てたと思います。得意技の大内刈り、体落としを決めることができました。これからはいろいろなバリエーションの連続技、新しい技として大外刈り、背負い投げを習得したいです」。
 小倉さんは、中学生になって初めての優勝に笑顔を見せ「団体戦の悪かったところとして、緊張して足が止まったこと、柔らかく動けなかったことを修正し、得意技の背負い投げを決めて勝つことができました。来年も同じ大会があるので気を抜かず、体力づくり、組み手を強化したいです」。
 近野さんは、団体戦について「相手の次鋒と副将が強く、組み手などの技術がすごかったです。大将戦も自分は組ませてもらえなかったです。今回の反省を踏まえて、組み手からしっかり練習し、もし次も対戦することになったらリベンジしたいです」と意気込んでいる。
 代表の加藤さんは「団体戦は動きが固く、思うような柔道ができなかった。優勝を目指していたので悔しい。個人戦は気持ちを切り替えて良い柔道ができていて、練習通りだった。悔しさを今後の練習の糧にしてほしい」と話し、期待を込めている。

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