【名寄】
光名幼稚園(山崎博俊園長、園児70人)の年長児による「初釜」(年が明けて最初に行われる茶会)が、23日午前9時半から光名寺の茶室で行われた。
同園では、日本文化を理解するため、月に2回程度、年長児を対象に幼児茶道を実施している。
講師は、同園の副園長で、茶道裏千家幼児茶道講師の山崎宗洋(本名・洋子)さんが務め、年長児25人が茶道を体験した。
同園では、日頃から①挨拶などが自然にできるように―礼儀作法②お礼の言葉などがはっきりと言えるように―明朗活発③座り方、おじぎ、歩き方などの―容姿端麗④美しい言葉づかいが調和のもとに―人間関係⑤相手を尊重し、思いやる―尊厳謙虚などに留意した幼児茶道に努めている。
はじめに、「初釜」の意味について説明。その後、「花びら餅」という中にゴボウが入り、味噌あんでできた菓子を食べ、その後、抹茶をいただいた。
園児たちは、「ありがとうございます」「ちょうだいいたします」「ごちそうさまでした」など、日頃から教わっている礼儀作法が、この日もきちんとできていた。
最後に、講師の山崎さんが「家に帰ったら『初釜をしました』と、おうちの人に伝えてください」と述べ、園児全員で「ありがとうございました」と、感謝の言葉を述べて終了した。
名寄新聞の購読をご希望の方は以下のお電話・FAXまたはメールからお願いいたします。
※地方発送も承っております。お気軽にお問い合わせください
購読料:1,980円(1ヶ月)
TEL:01654−2−1717
FAX:01654−3−2181
MAIL:web-regl@nayoro-np.com