自衛隊の訓練や仕事に理解 名寄駐屯地で風連中生が職業体験

【名寄】

名寄駐屯地(藤田明大司令)は3日、風連中学校(石本義行校長)の総合的な学習「職業体験」を受け入れ。同校2年生4人が、自衛隊の訓練の一端に触れた他、車両の体験搭乗などを行った。
名寄駐屯地では、自衛隊への理解を深めてもらう機会として、旭川地方協力本部名寄出張所を通じ、中・高生を中心に職場体験学習の受け入れを行っている。
また、風連中では、地域の職を体験し、話を聞くことで、働くことの意義や大切さを理解し、自らの将来を考える機会として、この日は2年生22人が幼稚園、博物館、病院、動物病院など6カ所に分かれて職業体験を行った。
参加した生徒たちは、自衛隊の仕事や名寄駐屯地に所在する部隊などについて学んだ後、「敬礼」や「気をつけ」「休め」などの基本教練を体験。
続いて、第2特科連隊第2大隊の協力で、99式自走155mmりゅう弾砲(99HSP)の見学と体験搭乗を実施。実際に99HSPに搭乗し、ごう音を上げながら迫力の走行を体験。砲弾の重さなども実感していた。
昼食後、LANケーブルの作成や、もやい結びなどの結び方の基本学ぶロープワークなどを体験。楽しみながら自衛隊の訓練や仕事に理解を深めていた。
体験に参加した生徒たちは「将来の職業として、自衛官は第一候補。自衛隊の仕事や日々の生活について知りたくて自衛隊での職業体験を選択しました」と説明。
体験を振り返り、「(自走りゅう弾砲)意外に乗り心地が良かったです」「気を付けや敬礼などがしっかりできて良かったです」などと語っていた。

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