【名寄】
名寄市子育て支援センターひまわりらんど(管野真奈美所長)のおもちゃづくりが、18日午前10時半から同館で開かれ、8組18人の親子が参加した。
ひまわりらんどでは、親子で楽しめるさまざまな催しを、毎月企画している。
今回のおもちゃづくりの講師は、名寄市立大学社会保育学科教授の堀川真さんが務め、管野所長が「お子さんと一緒に楽しんでください」と挨拶した。
堀川さんは、中に大豆を入れた紙コップ2個をセロテープでつなぎ合わせてのマラカスや、綿棒と割り箸、折り紙、洗濯ばさみを使ったロケットなど、身近な物を用いてのおもちゃづくりを、楽しみながら親子に伝えた。中でも、ロケットを飛ばすのが幼児たちに人気で、何回も飛ばす姿が見られた。
この日は、名寄市立大学社会保育学科2年生の嶋貫凜さん、小林薫子さん、佐藤柊歌さんの3人も授業の一環として参加した。
3人とも、ひまわりらんどは2回目で、嶋貫さんは「親子の両方に関わることができて良い機会でした」。小林さんは「お母さんと一緒なので、お子さんが笑顔で安心している様子が見られた」。佐藤さんは「保護者と一緒に関われる機会がなかったので、保護者ともコミュニケーションがとれて良かったです」と、それぞれ笑顔で語っていた。
参加した2歳男児の母親は「買ったおもちゃばかりだったので、簡単な物で楽しく遊べるおもちゃを作れる事を知れて勉強になりました」。同じく2歳男児の母親は「どの工作も興味を持って作れました。特に『ロケット』は熱中して遊んでいました。身近な物でさまざまなおもちゃを作る事ができると知れて良かったです」と、感想を述べた。
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