<過去のニュースを振り返る> 上川北部6市町村任意合併協議会が解散 「平成の大合併」新たな枠組みは模索するも…

上川北部6市町村任意合併協議会の第7回正副長会議が2004年(平成16年)1月22日、美深町文化会館COM100で開かれ、同協議会が正式に解散した。

(記者からの一言)
同協議会は03年(平成15年)6月30日に設立され、当初は名寄市を除いた風連町、下川町、美深町、音威子府村、中川町の5町村でスタートしたが、途中から「この地域の中心となる名寄市を入れるべき」といった意見が多く出されたため、同年9月30日の第5回会議から名寄市も加わり、6市町村で協議を重ねてきた。
しかし、「面積が大き過ぎる」という理由から6市町村の枠組みでは住民理解が得られず、6市町村が足並みをそろえて法定協議会に移行することは困難となり、同協議会の解散となった。
その後、美深町と音威子府村、中川町の中川郡3町村の枠組み、名寄市と風連町、下川町の名寄周辺3市町の枠組みでも合併に向けた協議が行われたが、中川郡3町村でも断念した。名寄周辺3市町は下川町が「現行の合併特例法では合併しない」と表明して離脱した後、名寄市と風連町の2市町で06年(平成18年)3月27日に合併した。