音楽通して親子で楽しむ ラポール音楽教室 上田さんを講師に 名寄大学看護学科学生も参加

【名寄】

名寄市子育て支援センターひまわりらんど(管野真奈美所長)の「ミニわくわく♪」が、15日午前10時半から同館で開かれ、14組31人の親子が参加した。
管野所長が「短い時間ですが楽しんでください」と挨拶。講師はラポール音楽教室主宰で音楽療法士・音楽心理士の上田明美さんが務めた。
ひまわりらんどでは毎月、子育てに関するさまざまな事業を企画しており、音楽を通して短時間で楽しむことを目的に開催。
上田さんのピアノ演奏「あいさつの歌」から始まり、「お返事の歌」では子ども一人一人の名前を呼び、呼ばれた親子は元気に「はーい」と答えながら一緒に歌った。
その後、「チューリップ」などの童謡、鈴やタンバリンなどの楽器を用いた「楽器のうた」なども親子で楽しんだ。
参加した母親からは「歌ったり、踊ったりが大好きなわが子なので、とても楽しく過ごさせていただいた」。「たくさんのお友達とタッチができて、とても良かった」。「初めての参加で、たくさんの子どもたちと触れ合うことができ、いつもと違う刺激を受けたようだった。今日のように音楽で身体を動かし、楽しく子育てをしていきたい」など多くの意見が出された。
この日は、名寄市立大学看護学科4年生の山口夏己さん、長内樹里さん、髙橋美聖さん、高橋亜弥さんの4人も、小児看護学実習の一環として参加。
山田さんは「楽しかった。親子が家でもできるような遊びを学ぶことができた」。長内さんは「年齢が異なる子ども同士の交流もあり、お母さんたちもリフレッシュできたと思う。参加できて良かった」。高橋美聖さんは「病院実習では見られない光景。子どもの好奇心が旺盛になり、成長を確認できる良い場所と思う」。高橋亜弥さんは「病棟にはない光景で、病院の中でも調子が良い時には、このような遊びや交流をさせてあげたい」など、それぞれ感想を述べていた。