風連瑞生大学と風連中央小 書道と茶道を通して交流 宮崎さん、なでしこ会が協力

【名寄】

風連瑞生大学(岸小夜子学長)の学生が、18日午前9時半に風連中央小学校(野崎師靖校長)を訪れ、同校の4・5年生と書道・茶道の体験を通して交流した。
同大学では、コロナ禍などを除き同校と交流している。この日は、4年生(16人)と書道体験を、5年生(16人)と茶道体験を行い、それぞれ交流を図った。
書道体験では、風連地区の宮崎敬市さんを講師に学生5人が参加し、児童と一緒に5班に分かれて書道を体験。講師の宮崎さんが楷書の基本である「一、二、三」などの書き方を説明し、児童と一緒になって書道を学んだ。
茶道体験では、同大学と交流のある茶道サークル「なでしこ会」に協力を依頼し、同会から代表の大野幸子さんなど4人が出席して、日本文化である茶道を伝授した。
大野さんが、茶道の言葉づかいと、基本であるお茶の飲み方などを説明した。
お茶の言葉づかいでは、「お菓子をいただくとき」「お茶をいただくとき」「お茶を飲み終わったとき」「もう一服いただきたいとき」などの際の言葉について説明し、飲み方では、「2回回して飲む」ことなどを伝えた。
児童たちは2班に分かれ、もてなす側と、客側をそれぞれ体験。
日本文化である書道と茶道を通して交流を深めていた。

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