450人が環境美化に貢献、名寄駐屯地曹友会など4団体 市内中心部でクリーン作戦展開、参加者同士の交流も深める

【名寄】

名寄駐屯地曹友会(仁平直樹会長)などによる地域清掃活動「クリーン作戦」が、20日午前8時半から市役所名寄庁舎北側駐車場集合で行われ、各団体が協力して市内中心部のごみ拾いを行った。
同曹友会は名寄駐屯地の陸曹で組織。日ごろから高齢者施設の窓拭き、ペットボトルキャップや清涼飲料水プルタブなどの収集・寄贈など、ボランティア活動を積極的に展開している。
クリーン作戦には曹友会をはじめ、駐屯地幹部で組織する名寄駐屯地修親会(会長・藤田明大司令)、隊友会名寄支部(東峰晴支部長)、名寄自衛隊協力婦人会(吉田素子会長)、隊員家族など合わせて約450人が参加した。
開会で仁平会長は「厳しい寒さの中、多くの方々に参加をいただき感謝しています。春の恒例行事として、曹友会会員と各団体の皆さまとの親睦を深めるとともに、地域の環境美化に貢献させていただいている。交通量の多い地域のため、事故防止に注意しながら作業に当たってもらいたい」と協力を呼びかけた。
参加諸団体を代表して藤田司令、高橋正彰隊友会名寄支部副支部長、吉田会長が激励の言葉を述べた。
清掃活動は大通から西3条通り、中央通りから公園通りの間を中心に展開。
担当地域ごとに班分けして行われ、参加者は火挟みやビニール袋を手に、歩道をはじめ、植樹升の中や建物の陰などを注意深く確認しながらクリーン作戦を行った。
ポイ捨てされた、たばこの吸い殻やビニール袋などを収集。袋いっぱいのごみを拾い集めるとともに、参加者同士の交流を深めていた。