中学生記者体験編・人生初の馬とのふれあい

―今回中学生の書いた記事を紹介します。中学生に記者となって、馬との触れ合いをテーマに、体験取材をしてもらい、それをその日のうちに、記事に仕上げていただいたもので、見出し、写真やその説明も本人がまとめたものです。


今回職場体験学習で名寄新聞社下川支局の小峰さんに学ばせていただきました。下川中学校2年、伊藤太一です。
体験先で馬のハナちゃんの調教、ブラッシングなどの世話をやってみました。
どれも自分には新鮮で、いい体験になりました。
ですが、その体験の中でも難しかったことがあります。それはハナちゃんの調教(馬を離れた場所から、指示通りに動かす)です。小峰さんは声をかけずとも、身振り手振りだけでハナちゃんを動かしていたのですが、僕が声をかけても地面に生えている草をムシャムシャ食べるだけで、まったく指示に従ってくれませんでした。
呼びかけの仕方を変えてみたり、いろいろ工夫を凝らしてみると、段々僕の言うことを聞いてくれるようになって、最後には走って止まらせることができるまでになりました。
今回僕は北海道日本ハムファイターズというプロ野球チームがすごく好きで、そのチームのことを新聞などで書けるような仕事につけられたらいいなと考え、職場体験でこの職場にお世話になることを決めました。
今回の記事の体験では、馬に乗せてもらったり、人に話を聞くのが楽しくて、自分の思っていたのとは違う経験ができて、また別の職業の道が開けそうでいい体験になりました。
この経験を生かして、自分の夢につなげていきたいです。

<今回は名寄新聞の2023年10月20日付掲載記事を基に再構成しました>

同日、一緒に体験していただいたもう一人の中学生の記事はこちらです。→<ここをクリック>