美深小6年生 まちの現状、課題知る 町議会定例会一般質問を傍聴

【美深】

議場で一般質問を傍聴する児童たち

 美深小学校(藤原雅宏校長)の6年生19人は9日、町役場議場を訪れ、第4回町議会定例会の一般質問を傍聴。まちの現状や課題について学んだ。
 議会の傍聴は初めての取り組みで、同校では来年度に総合的な学習のカリキュラムを変更するため、「美深を知る」をテーマに掲げて、本年度は準備と計画づくり、試行を進めている。
 6年生は「まちづくり」を視点に取り組むことにしており、その一環として議会傍聴を行い、議会の概要や仕組みなどを学んだ。
 児童たちは午前中の望月清貴議員、藤原芳幸議員の一般質問とともに、草野孝治町長と杉本力町教育長の答弁を傍聴した。
 傍聴を終えて、野口駿太さんは「いろいろと議論が整理されて、聞く側として分かりやすかったです。美深のさまざまな問題や課題があることを実感しました。内容を理解するのは難しかったけれど、頑張って聞きました」と語った。
 同校では、草野町長との「未来トーク」を行っていることから、今後は町議会議員との懇談も実施したい考えでいる。

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