【名寄】
中名寄小学校(稲本雄一校長)のブックフェスティバルが、18日午前10時20分から同校体育館で開かれた。
市立名寄図書館(安田穣館長)が協力し、全校児童13人が参加した。
ブックフェスは、子どもたちが読書の楽しさを味わうことで、読書意欲を引き出すことを目的に、毎年、中名寄小学校と智恵文小中学校で交互に開催しており、今年は同校での開催となった。
稲本校長が「デジタルの本に比べて、紙の本は集中力、記憶力が増します。多くの本と触れ合ってください」と挨拶。
初めに、名寄本よみ聞かせ会の三木佳子さんが、生き物たちのつながりと感謝を表す「ありがとうのうたをうたえば」を読み聞かせ、同会の渡辺由美子さんが紙芝居「じごくけんぶつ」を行った。
児童たちは時折、笑顔を見せながらも、真剣に鑑賞していた。
その後、図書館の担当者から、貸出期間は冬休み明けまで、貸し出しの上限は10冊などの説明を受けた。
児童書500冊、仕掛け絵本80冊が、体育館の半分以上に並べられた。児童たちは、同会や図書館の担当者、先生方と相談しながら好きな絵本を選び、貸し出しの手続きをしていた。
最後に、安田館長が「たくさんの本を取ってくれました。図書館にも遊びに来てください」と挨拶。
児童たちは、借りた本でいっぱいになった袋を手に笑顔を見せていた。



名寄新聞の購読をご希望の方は以下のお電話・FAXまたはメールからお願いいたします。
※地方発送も承っております。お気軽にお問い合わせください
購読料:1,980円(1ヶ月)
TEL:01654−2−1717
FAX:01654−3−2181
MAIL:web-regl@nayoro-np.com
