安田さん、西岡さん（左から）
稚内高校２年の西岡郷太さん、１年の安田岬さんが、来年１月24日にサッポロファクトリーアトリウムで開かれる第４回高校生建設業クイズ選手権北海道大会・コンストラクション甲子園の決勝大会に宗谷地区代表として出場する。２人は「自分達よりもさらに建設業について詳しい人相手になるので、しっかり予習して臨みたい」と意気込んでいる。
同甲子園は高校生を対象に建設業、防災、環境問題などに関するクイズ大会を通し、建設業界への関心や防災リテラシーを高めてもらい、生きる力を育むことを目的に開催。今回から宗谷地区の予選が単独で行われた。
11月に行った地区予選には９チームが出場し、筆記と選択問題で防災や環境知識、建設業界の基礎知識に関する問題を解き、最終問題まで他のチームと競る展開だったが、これを見事に正解し、代表権を掴んだ。西岡さんは「勉強してない問題もあったので、１位になり驚きと嬉しさがありました」。安田さんは「１位になれて嬉しく、決勝で問題を答えられて楽しかった」と振り返った。
２人は野球部に所属する傍ら、休日などに自宅で建設業の基礎知識の動画を見ながら学習に励んだ。決勝大会では、より深い知識や理解力が求められ、実技問題にも挑戦する。
西岡さんは「建設業についてまだまだ知らないことがあるので、自分で調べながら知識を深めていきたい」。安田さんは「しっかり学習して良い成績を残せるように頑張りたい」と話す。（千葉大輝）
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