【名寄】
山下道場(主宰・山下徹さん)は、第57回北部北海道柔道大会、第42回北部北海道少年柔道大会、第38回北部北海道女子柔道大会に出場。山内駆さん(西小4年)、夏坂珠代さん(東中3年)が優勝するなど、健闘を見せた。
3大会は稚内地方柔道連盟、宗谷新聞社が主催し、12日に稚内市総合体育館で開催。道北の道場、少年団から参加した。
山下道場は、個人戦小学生軽量の部(55kg以下)で山内さんが優勝、関口依生さん(南小5年)が準優勝。同重量の部(55kg超)で成吉心侶さん(南小6年)が準優勝。個人戦女子中学生軽量の部(55kg以下)で夏坂さんが優勝した。
小学生軽量の部は決勝で山内さんと関口さんの同門対決。関口さんが先に「技あり」を取ったが、直後に山内さんも「技あり」を取り、山内さんが判定勝ちとなった。
山内さんは「優勝はうれしいです。背負い投げの体勢を返されても掛け続けたから勝てたと思います。関口さんは強く、攻めてきたので技を掛けにくかった。これからも背負い投げで、きれいな『一本』を取りたいです」。
夏坂さんは「準決勝で当麻町の選手に苦戦しました。相手をうまく捉え、優位な体勢で技を決め切るようにしたいです」と語った。
小学生の選手は、19日に千歳市開基記念総合武道館で開催される第21回北海道小学生学年別柔道大会に出場する予定となっている。
関口さんは「今回、判定負けしたので、学年別大会では負けた悔しさをぶつけたい。練習を必死でやって、優勝したいです」。
成吉さんは「もっとダイナミックに攻めていれば、勝てたかもしれない。学年別大会では優勝したいです」と意気込んでいる。
山下さんは「みんな動きが良く、技も決まっていたので、自信になったと思う」と今後に期待する。