学童保育所「コロポックル」 フキと笑顔の子どもたち 学童旗を制作し、贈呈式行う

【名寄】

学童保育所「コロポックル」(名寄市西2南2、佐藤茂己所長)では、このほど、学童旗を制作。支援員の田中和紗さんがデザインし、前所長の小平一郎さんが寄贈したもので、贈呈式が29日午後1時半から同所で行われた。
小平さんは、1980年に名寄教会(大通南2)で「コロポックル」が開設された当時から運営に携わっており、所長(運営委員長)も務めた。2022年に所長を退任した後も時折、顔を見せている。施設は10年に旧名寄市立中央保育所跡へ移転した。
学童旗の制作は、行事の時に掲げられるものがあれば―と、所長を務めていたころから検討し、退任後から本格的な作業をスタートした。
職員たちで図案について相談しながら、田中さんがデザインを手掛けた。
完成した学童旗は、「コロポックル」がアイヌ語で「フキ(蕗)の下に住む人」を意味することから、緑色を基調としてフキの葉をメインに、笑顔の子どもたちや四つ葉のクローバーなどをデザインし、かわいらしさがあふれている。寸法は縦60cm、横90cm。
田中さんは「コロポックルらしく、子どもたちが笑顔でいる様子を載せよう―と職員たちで考えた。笑っている子どもたちと、アイヌが大切にしてきたフキと四つ葉のクローバーを入れて、丸く囲った」とコンセプトを話す。
贈呈式では、山下しずくさん(東小5年)が司会を担当。田中さんが経緯を説明しながら「子どもたちのために素敵な旗を寄贈してくださります。コロポックルのシンボルとして大切に使わせていただきます」と挨拶。
続いて、加藤愛丸さん(同)と小平さんの手で学童旗がお披露目された。
小平さんが中山絢香さん(名寄小5年)に寄贈した後、「2年前に所長を辞めましたが、元気な子どもたちが次々と来てくれて、うれしいです。コロナがなくなって、元気に遊べるようになればと思います」と挨拶。
原田優衣さん(同)が「どうもありがとうございます。いただいた旗は大切に使います。みんなで仲良く楽しく過ごします」と礼を述べた。
学童旗は今後、イベントで活用する他、保育所外の行事で集合場所を示すためにも使うことにしている。