【名寄】
中名寄小学校(松本敏朗校長、児童11人)の全校児童による田植えが、16日午前10時から齋藤広剛(ひろたか)さんの圃場で行われた。
同校では毎年、田植えをはじめ、野菜などの苗植え、収穫など、地域性を生かした特色ある授業を実施。
田植えは、昨年までは手植えで行っていたが、今年は、機械による田植えを体験。
始めに、斉藤さんから簡単な説明を受け、中・高学年は苗のポットを田植機に取り付けて、2人ずつ田植え機に乗車。齋藤さんの53アールの圃場を、1往復ごとに児童が入れ替わり、6往復で全員が体験した。
あぜ道では、松本校長や保護者らが田植えの様子を見守り、児童たちは笑顔で振り返りながら、苗が田んぼに植え付けられる様子を興味深そうに眺めていた。
また、14日には野菜の苗植え作業なども実施した。
トマト、ミニトマト、トウモロコシ、ピーマン、スイカ、メロン、オクラ、サツマイモなどの野菜の苗と、種まきを行い、児童たちは、収穫の秋に向けて丁寧に作業を進めた。