名寄の夏を暑く彩る キッチンカーや大花火大会など てっし名寄まつり 多くの来場者でにぎわう

【名寄】

「てっし名寄まつり」が、28日正午から天塩川河川敷特設会場(曙橋付近)で開かれた。夏らしい天候にも恵まれる中、40店舗を超えるグルメ屋台が並んだキッチンカーフェスタをはじめ、子ども縁日、ステージショー、夜には美しい花火が夜空を彩り、多くの来場者が憩いのひとときを過ごした。
 同まつり実行委員会(委員長・栗原智博なよろ観光まちづくり協会長)が主催し、名寄市が共催。今年も市民をはじめ、多くの近隣住民が来場した。
 「てっしキッチンカーフェスタ」では、名寄をはじめ、旭川、札幌など道内各地から42台のキッチンカーが集結。バラエティーに富んだグルメが販売された他、名寄料飲店連合会、第746なよろ煮込みジンギス艦隊、なよろ温泉サンピラーなどによる屋台も出店され、各店前には来場者の長い列ができ、好評を得ていた。
 名寄青年会議所(長嶋泰生理事長)仲間づくり委員会(笹岡直矢委員長)が中心となって企画された「てっし名寄まつり 子どもイベント」では、国内最大級の段ボール迷路をはじめ、クイズラリー、スタンプラリーなど趣向を凝らしたゲームで大盛り上がり。また、スーパーボールすくい、かたぬき、射的などの「子ども縁日」も多くの親子でにぎわい、笑顔でひと夏の思い出をつくっていた。
 午後3時からはステージショーが開幕。一時降雨に見舞われる場面もあったが、名寄高校吹奏楽部、名寄朔北太鼓による迫力の演奏や、旭川のアイドルユニット「ローワンベリー」によるステージ、北鼓童&名寄市立大学・ひまわりちびっこ隊によるよさこい演舞、MYCHINによる歌とダンスのステージで、会場の盛り上がりは最高潮を迎えた。
 午後7時40分ごろからメインとなる大花火大会。花火ファンファーレに続き、音楽とシンクロしながら仕掛け花火や創作花火など約2千発が次々と打ち上げられ、観賞した来場者からは「きれい!」と歓声が沸き起こっていた。 

名寄の夜空を美しく彩った大花火大会
多くの親子が楽しんだ子ども縁日