美深小学校「こども110番の家」確認 写真も撮影しマップ作りに活用、通学路の危険箇所も見て回る

【美深】

美深小学校(藤原雅宏校長)の「通学路・こども110番の家」確認が、26日午後0時45分から同校を出発して行われ、児童たちが通学路の危険箇所や「こども110番の家」の場所を確認した。同家の建物や住民の写真も撮影し、今後の安全マップ作りに活用する。
「こども110番の家」は現在、民家や事業所などで68カ所が指定されている。
町などで作成した「こども110番の家」マップはあるが、万一の際、児童たちが同家へすぐに避難できるよう、同家の場所を確認しながら、建物の外観、住民や従業員たちの顔を写真に収めた同校独自の安全マップを作ることにした。
通学路などの確認では、同校児童母子部会や自治会など地域住民、交通安全指導員が協力。
児童たちは同校を出発。1、2年生は通学路を進みながら「こども110番の家」6カ所を訪れ、住民たちと会って顔を覚えた。
3~6年生は学年混合の縦割り班で行動。6年生がリーダーを務め、12班に分かれて通学路へ。24カ所の建物の外観や特徴、住民や従業員たちの顔を撮影し、写真として記録に残していた。
同時に、倒壊した建物や見通しの悪い交差点など、通学路の危険な箇所も見て回り、撮影したり、メモを取ったりした。
子どもたちは、地域の人たちから見守られていることにも気付きながら「こども110番の家」の位置を確認して、非常時に備えていた。
撮影した写真は後日、安全マップ作りに活用することにしている。

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