毎年の成長を確認 中名寄小、全校児童で足跡とり

【名寄】

中名寄小学校(松本敏朗校長、児童11人)では、25日午前10時から「足跡とり」が行われ、全校児童がそれぞれ足跡を採取した。
同校は、「はだしの学校」としてはだし教育を取り入れ、地域と一体でさまざまな活動を実施している。
足跡とりは、毎年行っている恒例の行事。玄関前のホールに、たらいや朱墨汁などを準備して足跡とりを始めた。
児童たちは順番に、朱墨汁の入ったボウルの中に足を入れ、白い紙の上に乗って足跡を採取。終了後は、たらいで足を洗ってもらった。
自分の順番が回って来ると大きな歓声が上がり、特に、採取後の足を洗う場面では、くすぐったいのか、大きな笑い声が聞かれていた。
1年生の齋藤有希(ゆき)さんは「ちょっと冷たかったけど、洗うときが楽しかった」。同じく1年の中山奈利(なおか)さんは「足跡をとるのが楽しかった。洗うときはこそばしかった」。2年生の角尾美桜さんは「去年よりも楽しかった。お湯は熱かったけど、ブラシで洗ったときは楽しかった」と、それぞれ感想を述べていた。
この取り組みは、1年生から6年生までの成長の軌跡を知ることができ、卒業時の記念にもなっている。

名寄新聞の購読をご希望の方は以下のお電話・FAXまたはメールからお願いいたします。
※地方発送も承っております。お気軽にお問い合わせください
購読料:1,980円(1ヶ月)
TEL:01654−2−1717
FAX:01654−3−2181
MAIL:web-regl@nayoro-np.com