美深町英語教育推進研究会 学校や地域などを紹介 仁宇布中と美深中が授業交流

【美深】

プレゼンを通して交流を深める生徒たち

 美深町英語教育推進研究会(会長・松浦修司美深中学校長)の授業交流が、10月29日午後1時40分から仁宇布小中学校で行われ、生徒たちが日頃の英語学習の成果を披露した。
 同研究会は、町内各学校の英語教諭、ALT(外国語指導助手)で構成しており、異校種間の相互理解を深めることを目的に授業交流を実施。互いの授業を参観しながら意見交流を図っている。
 今回は、山村留学を実施している仁宇布小中の生徒10人(中学1年2人、2年4人、3年4人)と美深中2年生20人が交流。仁宇布中の生徒たちが自分自身や出身地、仁宇布の学校や地域のことなどを美深中2年生に向けて英語で紹介した。
 生徒たちはグループに分かれてテーブルに着き、時間を区切って各テーブルを移動した。
 仁宇布中の生徒たちがそれぞれ用意したプレゼンで、1年生は自分たちや仁宇布のこと、2年生は自分たちが得意なこと、3年生は自分たちが尊敬する人物をテーマに進行。美深中2年生にプレゼンするとともに、それに基づいたクイズや質疑応答を行い、交流を深めた。
 美深中のほとんどの生徒たちは、仁宇布小中の校舎に入るのは初めてのことで、木の良い匂いにも感動。最初は互いに緊張していた様子だったが、徐々に雰囲気に慣れて、積極的に質問に答えたり、自分からも質問したりして、場を盛り上げていた。
 同研究会では今後の展望として「小学生同士の交流は行われているが、中学校ではなかったため、これを機に今後も継続していきたい。今回は仁宇布中側のみがプレゼンを準備して実施したが、今後は互いが用意したもので交流することも検討したい」と話す。

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