㈱コバヤシ観光が販売している、稚内ブランド認定品の「小林さん家のつぶ煮」が居酒屋全国チェーンのつぼ八で、来年1月14日まで行っている全国キャンペーン・北海道フェアのメニューの1つとして採用されている。同社では、全国各店での提供を通じ、食材の美味しさを知ってもらい、稚内の知名度向上にも繋がることに期待を寄せている。
小林さん家のつぶ煮は、宗谷岬産のつぶを使い、利尻昆布とかつお節などの出汁で柔らかくボイルし、磯の匂いを抑え、貝本来の味を引き出しているのが特徴。2022年8月29日に稚内ブランドの認定を受け、市内各所で販売のほか、全国各地の物産展などで取り扱われている。
昨年7月に行われたつぼ八50周年イベントで初出品。10日間限定で販売したところ、数ある商品の中で売り上げで2位を記録。実績が評価され、今回のメニュー採用に至った。
同フェアでの商品名は「宗谷岬産」つぶ煮。759円(税込)で提供している。また、メニュー表には稚内ブランド認定マークが印字され、全国的に稚内ブランドの認知度を高めていきたいという。
小林直樹社長は「全国キャンペーンの商品に選ばれて嬉しい。この商品をきっかけに、稚内ブランドが全国に認知され、さらに広まってくれれば。稚内市民の方にもぜひ味わってほしい」と話す。
同フェアは現在開催中で、市内の南稚内店、稚内潮見店を含む全国のつぼ八各店舗で味わうことができる。
(東賢人)
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