進路や将来の夢など意見交換 名寄高校と名寄大学で連携事業 高校1年生が教員や学生に学ぶ

【名寄】

 名寄高校(今中勇希校長)と名寄市立大学(家村昭矩学長)の2024年度の高大連携事業が、4日午後0時50分から同大学で実施された。
 名寄高校と名寄市立大学は高大連携協定を締結。毎年、高大連携事業を実施している。
 この日は、同校の1年生133人が名寄市立大学を訪れ、同大学の教員と学生から、さまざまな学びを得た。
 探検活動演習では、同大学の教員12人が各班に分かれ、生徒たちが事前に調べている「自分の姿」「空を飛びたいな」「カラオケで100点取りたい」「学び方革命」「料理上手への道」「名寄独自のカフェを開発し地元を盛り上げる」など、24のテーマに沿って意見交換した。
 生徒たちは、最初は緊張した様子で自己紹介し、次第に溶け込みながら、質問や意見交換を行い、適切なアドバイスを教員から受けていた。
 学生との交流では、教職課程を履修して教育実習を修了した4年生6人が、2人一組で3班に分かれて対応。学生が、生徒から事前に伝えられていた質問内容に沿って答え、意見交換した。内容は、学生生活や部活動と勉強の両立、進路を決める際のポイント、アルバイト、将来の夢の見つけ方、図書館の使い方など、さまざまなものが出され、中には「恋したことがありますか?」との質問もあった。
 生徒たちは、学生からさまざまな意見を聞き、真剣にメモを取りながら、今後の進路選択の参考にしていた。
 専門書などの蔵書が多数置かれている同大学の図書館も見学し、大学について多くのことを学んでいた。

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