スキーで初の全国中体連出場決める 豊富中3年・青野さんアルペン2種目で

【豊富】

中体連全国大会出場を決めた青野さん

豊富中3年、青野里々愛さん(15)が、このほど開かれた第57回北海道中学校スキー大会アルペン競技の女子ジャイアントスラローム(GSL)、女子スラローム(SL)両種目で上位入賞を果たし、2月4日から長野県で開かれる第62回全国中学校スキー大会出場を決めた。青野さんは「練習と同じ感じで、考えすぎず、でも攻めることは忘れずに頑張りたい」と意気込んでいる。
 1月16〜18日に旭川市のカムイスキーリンクスで開催された道中体連では、1日目のGSL(生憎の天候により1本のみ)で3位、2日目のSLでは4位の活躍で、全国への切符を掴んだ。中体連の全国大会出場は初めて。
2歳のころから父親の影響で始めたスキー。小学校6年生ではJOCジュニアオリンピックに出場し、初の全国大会を経験。その後も中学1年、2年でも出場する活躍を見せた。「ライバルと0・01秒まで争える。そして新しいことにもどんどん挑戦できる」とアルペン競技の魅力を語り、全国大会に向けては「本州の雪質は北海道とは全然違うので、まずはしっかりと慣れること」と大会に向けて準備。
24日には河田誠一町長らを訪問し、全国大会出場を決めたことを報告。河田町長は「全国大会に出れることは大変すばらしいこと。ぜひ頑張ってもらいたい。また、楽しむことも忘れず」とエールを送った。

(中村和紀)

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