稚内ファイターズの徳田煌大選手（大岬小３年）が、３月29、30日に滋賀県多賀町で開かれる多賀グリーンカップ争奪第21回学童軟式野球３年生大会の北海道選抜メンバーに選出され、チームの主将の大役も任された。３年生年代の北海道選抜は、ファイターズとしては初で宗谷管内からは７年ぶりの選出。徳田選手は「主将としていっぱい声を出してチームを引っ張り、優勝を目指してＭＶＰも取りたい」と意気込む。
北海道選抜結成に向けたセレクションは、１月11日に歌志内市で行われ、道内各地から１３７人と過去最多の参加。キャッチボールやバッティング、20㍍走などを経てメンバーを選出し、２チームを構成した。
徳田選手はランニングで先頭に立ち、キャッチボールでアピールしたのが決め手となり合格を果たした。主将は選手同士で決め、徳田選手は「絶対に合格したいという気持ちで臨み、自信があったのですごく嬉しかった」と笑顔。
身長１４０㌢、体重38㌔。パワフルなバッティングと肩も強い。週３～４回のファイターズの練習に加え、週末は歌志内で北海道選抜の練習や自宅でも父・慶大さんと基礎練習に励んでいる。
稚内ファイターズでは、ショートやセカンドを守るが、北海道選抜の練習ではセンターと投手に挑戦している。昨年は北海道選抜が優勝し、大会２連覇がかかる。「慣れていないポジションで難しいけどエラーをしないように集中したい。自分がホームランを打って試合に勝ちたい」と話す。
ファイターズの村上貴広監督は「主将という大事な役目だが印象に残るプレーを見せ、仲間づくりなどを楽しんでレベルアップしてほしい」。慶大さんは「１試合ごとで自分の見せ場をつくって活躍してほしい」とエールを送る。（千葉大輝）
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