下の句歌留多・全日本大会で熱戦 稚内勢が優勝飾る

優勝を飾った稚内の選手達

 第25回全日本下の句歌留多稚内大会(全日本下の句歌留多協会稚内支部、稚内北都歌留多倶楽部主催)は12、13日の2日間、総合体育館で開催。地元・稚内をはじめ、道内各地から選手が出場し、熱戦を繰り広げた。結果はA級で稚内北都・金(村里正二郎、新田浩司、青山龍拳)、B級は稚内北都・乙女(奥平麻鈴、齊藤茉唯華、成田咲希)の稚内勢が優勝を飾った。
開会式で吉田正人稚内北都歌留多倶楽部会長が「かるたの人口が減ってきており、子ども達がかるたをやる機会を作ってほしい」などと挨拶。来賓の川野忠司副市長、三好雅道議、伊藤正志市議会副議長、和田寧憲全日本下の句歌留多協会長が祝辞を述べた。
管内から稚内や幌延、歌登のほか天塩、初山別、旭川、札幌、岩見沢、函館などの各支部からA級8チーム、B級36チームの総勢約150人が参加。初日はB級予選リーグ、2日目はA級とB級決勝トーナメントで熱戦。
3人1組でベテランから若手までメンバー構成は様々。選手達は畳を叩いて気合いを入れ、読み手の息遣いに神経を注ぎ、終盤になると木札を取るスピードも速まり、会場は熱気に包まれていた。結果は次の通り。
▽A級㈪苫小牧樽前・頂㈫天塩天龍・龍、岩見沢梅ヶ枝・梅▽B級㈪苫小牧樽前・樽㈫岩見沢梅ヶ枝・若桜、天塩天龍・桃▽敢闘賞—須藤章(小樽潮・潮)、松尚子(旭川赤翼・松)、寺崎健(初山別北海・吹雪)、田名部楓(岩見沢梅ヶ枝・乙女)、松凛(旭川赤翼・華)、青山愛梨(音更鳳・翼)。
   (千葉大輝)

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