美深高校 地域を巻き込んで企画 5、6日に第71回美高祭

【美深】

多くの来場を呼びかける生徒会メンバー

 美深高校(佐藤公敏校長、生徒76人)の第71回美高祭が、5、6の両日、同校などで開かれる。生徒たちが多彩なプログラムを企画し、町内の飲食店が初めて出店する。野間井大雅生徒会長(3年)は「地域を巻き込んだ学校祭。多くの方に来ていただきたいです」と呼びかけている。
 今年のテーマは「海祭―かいさい―夏だ!海だ!美高祭だ!」。夏をイメージするものを盛り込んだプログラムを展開する。
 一般公開は、5日が午後0時半から2時半までの合唱発表会で、会場は町文化会館COM100。課題曲「時代」と学年別の自由曲で、1年は「空も飛べるはず」、2年は「スパークル」、3年は「打上花火」を歌う。
 6日は午前9時半から午後4時まで一般公開し、会場は同校。午前9時半からクラスパフォーマンスで、1年はオリジナル劇、2年はパフォーマンスショー、3年はドラマ風の動画と劇を披露する。
午前11時半からクラス展示。1年は「竜宮Bar」でフォトスポットや飲み物を用意。2年は「???カフェ」で内容は当日までシークレット。3年は「ミニ夏祭り」で射的やヨーヨー釣り、くじなどを楽しめる。
 模擬店は、1年がチョコバナナ、2年がトロピカルジュース、3年がチュロスを販売。部局展示&カフェでは、写真部の展示とミニゲーム、飲み物の販売を行う。
 PTAバザーでは、カレーライスや焼きそば、焼き鳥、フランクフルト、綿あめ、かき氷などを販売。さらに初めてとなる取り組みで、町内の飲食店が出店する。
 午後2時からバンドカラオケで、生徒有志や軽音楽部員が出演。ダンスやカラオケ、バンドで盛り上げる。
 また、来場者にはシンボルマークをデザインした「うちわ」(本数限定)をプレゼントする。
 準備作業は6月23日からスタート。例年よりも短い準備期間だが、生徒たちは「良いものをつくっていると実感している」と、やりがいを話す。
 さらに、生徒たちが課題探究の授業で制作した多彩なデザインのポスターを町内各所に掲示し、開催をPRしている。
 野間井生徒会長は「例年、素晴らしいものが多いが、今年はテーマをはっきりさせて、より目を引くものが多くなっている。地域の方を巻き込んで良いものが出来上がればうれしい。お客さんにも一緒に楽しんでほしいです」と語る。

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