「トナカイいなり」など4品 公民館講座 冬休み子ども料理教室 名寄大学栄養学科の学生も協力

【名寄】

名寄市公民館(堺卓也館長)主催の「冬休み子ども料理教室」が、25日午前9時半から市民文化センターで開かれ、市内の小学校から児童23人が参加した。
料理教室は子どもたちに人気の行事で、今年は定員24人に対して30人以上の申し込みがあった。インフルエンザなどの影響でキャンセルが出たため、順次繰り上げて実施した。
講師は、名寄市立大学栄養学科准教授の沼口晶子さんが務め、同学科3年の黒川心さん、志賀朱里さん、藤本結子さん、舟木愛子さんの4人がサポートを務めた。
堺館長が「料理を楽しむことはもちろん、多くの皆さんと交流を深めながら作ってください」と挨拶。
講師の沼口さんが「今日は学生4人が考えた『トナカイいなり』『煮込みハンバーグ』『リースサラダ』『クリスマスフルーツゼリー』を楽しく料理しましょう」と挨拶した。
公民館職員が、手洗い、包丁を人に向けない―など五つの注意事項を伝えて調理開始。
参加児童23人は6班に分かれ、ゼリーを固めたり、タマネギのみじん切り、ハンバーグのひき肉をこねる作業などに取り組んだ。
各班には、大学生と公民館職員が一人ずつ配置され、児童たちにアドバイスしながら一緒に調理を楽しんだ。
完成後は、作った料理で昼食。松田京〔けい〕さん(西小4年)は「みんなで料理をしたのが楽しかった。特に、リースサラダの飾り付けが楽しかったです」。大留柚妃〔ゆずき〕さん(東小6年)は、「煮込みハンバーグのタマネギをみじん切りにするとき、目が痛くて大変だったけど、うまくできました」。秋川ことのさん(南小6年)は「みんなで料理を作るのが楽しかった。特に、トナカイのいなりの鼻とか目とかを付けるのが楽しかった」。村越一琉〔いちる〕さん(西小3年)は、「トナカイいなりのチーズの上にゴマを付けるのが、特に楽しかった」と、それぞれ笑顔で話していた。

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