なよろ憲法記念ハーフマラソン 幅広い世代が健脚競う 軽快な走りでゴール目指す

【名寄】

第72回なよろ憲法記念ハーフマラソンが3日、天塩川河川敷、浅江島公園の特設コースで開かれ、幅広い世代のランナーたちが集いながら健脚を競った。
名寄市、道北陸上競技協会が主催。名寄市教育委員会、名寄市公民館と共催。Nスポーツコミッション、道北陸上競技協会名寄支部が主管。名寄警察署、名寄市交通安全指導員会が協力。
1953年から続く伝統ある大会で、当初は5月3日の「憲法記念日」に開催。近年、5月の2週目前後に開いていたこともあるが、第68回大会から5月3日に戻している。
今回は道内各地の幼児から高齢者まで813人がエントリー。
大会プロデューサーは名寄市特別参与・スポーツ振興アドバイザーの阿部雅司さん。ゲストランナーには風連町出身のバレーボール選手の奥山優奈さん(元アルテミス北海道所属)、名寄観光大使の作田徹さんが代表を務めるランニングチーム「作.AC北海道」メンバー、北海道日本ハムファイターズのマスコット「B・B」を招いた。
大会当日は朝から強風で、向かい風の影響を受け、競技後半には雨が降るという、あいにくの天候となった。
浅江島公園内を1周する幼児の部(746m)で開幕。続いて、ハーフ、2km(親子ペアを含む)、5km、クォーター(10.548km)の各部がスタート。天塩川河川敷を走り、浅江島公園を目指した。
出場者たちは、ホイッスルの合図で一斉にスタート。日ごろの練習成果を発揮し、軽快な走りを見せて健脚を競うとともに、快い汗を流していた。
子どもたちも、沿道に集まった保護者たちから大きな声援を受けながら、ゴールを目指して力強く駆け抜けていた。