【名寄】
地域おこし協力隊の委嘱状交付式が、2日午前10時半から市役所名寄庁舎で行われた。委嘱されたのは千葉県八千代市出身の阿部真樹さん（29）で、市内の観光振興に関わる業務を担当する。
阿部さんは大学を卒業後、中高一貫私立校の数学教師や保険会社などに勤務していた。
だが、コンサル会社を経営する友人の紹介で、名寄市内でフライフィッシングショップ「WILD LIFE」（東5北5）を経営するとともに、フィッシングガイドなども務める千葉貴彦さんと知り合い、これがきっかけとなって同協力隊に応募した。
交付式では、委嘱状を手渡した加藤剛士市長が「千葉さんの下でフィッシングの知識、技術を学び、フィッシングツアーガイドとして活躍してほしい」などと期待を寄せた。
阿部さんは、釣りやキャンプなどアウトドアが趣味とのことで、「名寄市の観光振興のために頑張りたい」などと力強く抱負を語った。
今後、阿部さんは千葉さんの指導を受け、フィッシングガイドを中心とした業務を担当する。