トラック協会名寄支部 死角体験や左折巻き込み 南小で「子供交通安全教室」 児童が事故防止やルール学ぶ

【名寄】

 旭川地区トラック協会名寄支部(川橋正樹支部長)主催の「子供交通安全教室」が、28日午前10時15分からスポーツセンター駐車場で開かれ、名寄南小学校(井上隆一)の児童が死角体験、飛び出し事故や左折巻き込み事故の再現を目にして、事故防止やルールを学んだ。
 同支部は、名寄、下川、美深、音威子府、中川の輸送事業所で構成。交通安全教室は過去に美深で開催したことがあるが、名寄では初めて。名寄市教育委員会に教室開催を依頼し、今回は名寄南小で実施。5年生71人、6年生65人を対象に開催した。
 会員事業所の10社から20人が参加。トラックやダンプカーなど7台を用意した。
 飯嶋祐也教頭が「交通事故防止は、運転手だけが気を付ければよい―というものではありません。実際に目で見て、体験してもらって、自分の身は自分で守ってください」。
 川橋支部長は「悲惨な交通事故に遭わないため、皆さんに気を付けてほしい―という思いで教室をします。今日、感じたことを家族に話してください。今日の教室が今後に生きてきます」と挨拶。
 3グループに分かれて、死角体験、飛び出し事故の再現、左折巻き込み事故の再現をそれぞれ見て回った。
 死角体験は、トラックの運転席や助手席に座ってもらい、直前にいる人が見えるかどうかを確認。車両に近寄り過ぎると死角となって、歩行者や自転車は見えなくなるため、十分に離れて通行することを促した。
 飛び出し事故の再現は、路上駐車車両の陰から歩行者が飛び出してきたと想定。ダミー人形がトラックと衝突し、はね飛ばされる様子に恐ろしさを感じた児童も。道路には絶対に飛び出さないことをはじめ、横断する際は「止まる、見る、待つ」を徹底することなどを伝えた。
 左折巻き込み事故の再現では、交差点角で内輪差によって自転車が巻き込まれ、前輪は通過しても後輪で巻き込まれることを理解。待つときは道路から十分に下がることを呼びかけた。
 児童たちは「トラックに乗ると、思っていたよりも周りが見えないことが分かりました。今まで以上に交通ルールを守ります」と誓っていた。

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